虹の架け橋
昨晩から降り続いていた雨が上がり、夕方には空に虹がかかった!! 肉眼で見た虹は、この画像をはるかに超えた美しい光のグラデーションでした。そして西の空は時間と共に、色も光も形も変えて、水と太陽、光のマジカルショーにしばしみとれてしまった。
ある条件が整う時、「虹」という天と地をつなぐ架け橋を眼にすることができる。(虹のしくみ:http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/phenomena/rainbow.html)ふだんは、天と地は遠く離れているけれど、水蒸気という粒子に光が屈折、反射したとき、空と地が光の橋でつながる。科学的な気象現象だけど、ものすごくロマンを感じる。
それって、現実に置き換えてみると・・・・あるある! 夢や理想(空)は遠いところにあって、今の自分(地)からしたら実現不可能に思える。けれど、何かのタイミングで一瞬、ひらめいたり、それが可能かも!と思える瞬間(光の屈折、反射=虹)がある。何かの確証があってのことではないけれど。それはほんの一時のことですぐに消えてしまう。だから「そんなことできるわけないよね」と、自分の中でも簡単に打ち消してしまう。
でも実はそこにはかけ橋がある、と信じられたらどうだろう。 ひとっとびに虹を渡ることは、現実の私たちにはできないかもしれないけれど、かかった虹のかけ橋を一歩一歩たどって登っていくことはできるのかもしれない。いつも虹は見えてないけれど、いつも光はあるのだから。
そんなことを思った夕暮れでした。