はじめるにあたって思うこと
名古屋でリラクゼーションサロンを2007年に閉めて6年ほどはリフレクソロジーとも離れていましたが、数年前に松濤の美容室「allure」でリフレクソロジーをさせていただいて以来、漠然とまた大好きなリフレクソロジーをやりたいと思っていました。ヨガスタジオnidaの場所をかしていただけるという恵まれた条件があったのに、体調がおもわしくなかったり、もやもやしていたりしてズルズルしていた、というのが正直なところでした。
4月の初めに、ひとまずサイトを立ち上げ、「やるよー」と言ってみました。 機が熟した、そんな感覚はなく、どちらかというと季節(星の)の勢いに、背中をドンッっておされて飛び出しちゃった感じです。
幼いころの私は、よくべそをかいていたり、ぐずぐずしてて「のろまは誰でもできる」と母にはっぱをかけられていました。社会に出てからはそれを克服する如く、企業の中で直線的にカキカキ働くことに喜びを感じたりして、それはそれで気持ちよくもありました。 けれど、その後自分が「面白い!」と感じて興味を持つものは、ぼやんとしていたり、形のないものたちで、今に至っています。
ma-collaboで使う術(すべ)も どれも 早く、くっきりと結果が出るものではなく じんわりと響くことだったり、ぼんやりと浮かび上がるものだったり、時間をかけるものです。
と、そんなわけで ma-collabo。
はじめてのひとりユニット。
はっきりくっきり これだ!というスタイルは出来上がっているわけではありません。 これまでの経験と知識、術を総動員することはゆるぎない土台にありますが、しばらくは固定の場所を持たず、縁ある場やヒト、コトとのコラボレーションで自在にあろうと。そこから生まれるものを引き連れて、そして、自分にしっくりくることを、ていねいに重ねていいこうと考えています。直線カキカキ的には、きまった場所で、きまった時間に、きまったことをこなしていくのがスタンダードですが、ma-collaboでは 不定期にオープン、メニューもコンディションに合わせてきめていく柔軟なスタイルをとっています。ご不便をおかけすることもありますが、ご理解いただければ幸いです。